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2009年3月

<年末から新年へ>
2009年があけてからもう大分たちます。年末、年始のことがもう随分前のことのようです。みなさんはどんな年明けだったのでしょう。・・・私、実は家事 にいそしんだ日々でした。ほんとは自分にとって貴重な空きの日々なのですが。このたびはノンビリしっぱなしの年末からお正月でしたね。この4~5年「そ れ、とばかりに取って置きの時間!」のはずが、どうしたことか、精神的ゴロゴロ状態でした。
理由は一つ。2月からの糸紡ぎのテーマカラー“ピンク”こんなにあれこれ考えて結論が出ないことなかったな・・・「もう、これで決まり!」と何度思ったこ とか。2月はじめにスタートを設定しておいたらよかった・・・と気がついてももう遅い。たっぷり時間をとったことが自分をこんなに追い詰めざるを得なかっ たとは。

<手紡ぎ糸のこと>
右 にあるような糸をたくさん紡ぎました。“コイルヤーン”チラホラ手紡ぎのマガジン、本で見かけていた「遊びだらけの糸」う~ん、どうかなどうかな。元々、 私のクラスは“自由な手紡ぎ糸”をやらんとして日々励んではいるのですが・・・用途のない糸(コイルヤーンがそう思えた)だし、皆ないやなんじゃないか な、ただでなくとも「ピンク」だし。と中々テーマの糸に選べなくて・・・時間ばかりが過ぎました。エイ!と決めたのは講習の一週間前。・・・決めたら、私 のやる気に少し火がつきました。ある糸をひっぱりだしては“コイルヤーン”を夜な夜な紡ぎました。これ、面倒で時間がかかるのですが、結構はまりました。

グラデーションに紡いだ糸、プツプツこぶのあるような糸、グレーの中にオレンジ・グリーンが入っている糸、なるだけこの糸にしたら良さそうな糸を紡いでみました。

<糸紡ぎ・Bのクラスの作品です。>
このクラスは一年間「糸のデザインA」を受講した人が進級してくるクラスでこのクラスに入った途端、私は皆さん全体をごっちゃに見ている。(キャリアの浅い人には悪いけど)
下の3枚の写真は少しわかりにくいのですが、2008年のテーマカラーは「グレー」の同じ糸で作られた別々の作品です。

中野正美さん 図子順子さん 飯塚夕葉さん
<チェンジ!>
今年小さなことを決心した(大層な)。「不自由なものは捨てよう、チェンジしよう」包丁、長年砥ぎ機で研ぎ続けてきたのです、が“切れない!”わかってい るのに延々使い続けてきました。つくづく、あきれます。もういい加減見切りをつけたらよかった。と頓馬な自分に腹さえたってきます。で、「これは捨てよ う」とやっと決断。そしたら錦の市場へ有次の包丁でも買いにゆけばいいものを、この期に及んでなんと無印の包丁を買っているわけです。これがログの台所で 使っていて抜群の切れ味。まあ、包丁一つでこんなに嬉しくなるのかしらというぐらい、切るたびにほくほくしています。

<本を読む?>
先日の美容院で。「本なんか読まへんわ」と年のいった美容師さんが鏡越しに私に話しかけてこられた。“? いえ、本ばかり読んでますが”と私。ほんとに時 間があれば何か本を手にしている。買いすぎてちょっと自分ながら「無駄かな」としょっちゅう自己嫌悪に陥っています。この1~2年ちょっと増えた雑誌が「暮らしの手帖」かな。編集長の松浦弥太郎さんに興味があって彼がこの号に何て書いているのか・・・とか、取り上げられ ている特集がとってもいいから、とつい購入してしまいます。どうして彼の名前を知ったのか、もう少し前の「ku:nel」の記事から。確か靴を治しにか、 あるいは買いにか、アメリカのとある靴作りのかたのところへ旅をされていた。「・・・?」どう考えても不思議な話だな、と読んだとき思ったものだ。(大の 男が靴を求めてそんな旅をするの?それにしても魅力的なエッセイでした)

それからずっとこの松浦弥太郎さんの名前がインプットされていた・・・で、「暮らしの手帖」の中にその名前を見つけた。!!ふう~んとひどく感動した。 “失敗しても失敗してもやるほうがいい、何もやらないよりやったほうがずっといい”というようなことが書かれていて・・とても共鳴できた。そう、私もそん な感じだった、と自分の過去を思い出した。先のことなんて考えていなかった・・・そりゃ、仕事の段取りとかは普通にやるんですが。その、考えを深く持って 行動をする、という人生の段取りは全くできない、のです。「面白くなくなったら止める」と言ってここまで歩いてきたかな。そういえば、途中は「走りなが ら、考えながら、紡いでいます」みたいな調子でした。

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